2017年4月21日は今年2度目の「天赦日」の日!ただし「入籍を避ける」など注意点も


2017年4月21日は、今年2度目の「天赦日(てんしゃび)」の日。最上の吉日と言われ、年に5〜6回しかない貴重な開運日です。さらに、金運がアップする「寅の日」と重なっているので「宝くじ」の購入が良い日と伝えられています。注意点は「不成就日」ですので、入籍や引越しなどはあまり適していない日になります。具体的な「開運行動」を調べてみました。

2017年4月21日の開運行動

2017年4月21日は、暦上の最上吉日の「天赦日」と金運や旅行運がアップする「寅の日」が重なる日。実は凶日も重なっている日にもなりますので、注意が必要です。

開運行動

「天赦日」と「寅の日」が重なる日は、一般的に「銀行口座の開設」や「財布の使い始め」など、金運に関する行動が良いとされています。また「寅の日」の影響で旅行運がアップ。4月21日は金曜日ですので、少し遠方への旅行に出かけるとさらに運がアップすると言われています。しかし「凶日と重なる日」は注意が必要です。

凶日と重なる場合は、新しい物事を始めるよりも、当日の「目的」をこなす意識で行動すると開運につながります。これは解釈の違いによって意見が分かれますが「やめる」ということも「はじめる」と同じくらいかそれ以上のパワーが必要となり凶に繋がってしまう可能性がある行動なんです。

吉凶日は「二十四節気」や「干支」による、節の区切りにあたる日が多いため、個人の運気とはまた別軸の基準となることに注意しましょう。その日に必要な「目的」や「行動」を個人の運勢に基づいて優先させる方が開運となる場合が多いです。

非運行動に注意

4月21日は「不成就日」と重なっていることを忘れてはいけません。やりたいことがあっても何事も成就しない日とされているので「結婚」をはじめ「何かを始めよう」とすることは避けましょう。

また、あまり知られていませんが、4月の「寅の日」は、巳年生まれの「滅門日(めつもんにち)」で、凶日とされていますので注意が必要ですね。陰陽道で「百事に凶」になり、慎んで行動しなければ一家・一門を滅ぼすと言われるほど。陰と陽のバランスが崩れるため悪いことが起きやすい日なんです。

ただ、巳年生まれの人は「凶日」だからと言って、肩肘張って身構える必要はありません。一日に感謝して「今日はとても良い日だ」と言ってみるだとか、少しでいいから合掌するなどして「真心」をもって行動するようにすれば大きな凶事に巻き込まれる心配はありませんので、安心してください。それが「慎む」ということですから。

2017年4月の開運日

  • 4月22日:一粒万倍日
  • 4月24日:巳の日
  • 4月26日:新月

2017年4月21日以降にも吉日がいくつかありますので「新しい行動」はせずに、自分自身の直感、またはやらなければならない「目的」に従って行動するというのが良いでしょう。

天赦日とは

天赦日は、文字通り「天が万物を赦す日」とされ、暦の上で最も吉日と言われています。年に5〜6回しか訪れない貴重な開運日となります。

天赦日の調べ方

  • 立春から立夏の前日まで:戊寅の日
  • 立夏から立秋の前日まで:甲午の日
  • 立秋から立冬の前日まで:戊申の日
  • 立冬から立春の前日まで:甲子の日

天赦日は「季節と日の干支」で決まります。立春から立夏の前日までの期間ですので「戊寅の日」である「2017年4月21日」が天赦日となります。

寅の日とは

古くから「虎は千里往って千里還る」という言葉がある通り、虎は一日で千里の道を往復できるほどの行動力や勢いがあると言われています。近年では「往復」という所から、お金を使っても戻ってくることができるという意味合いから「金運招来の日」として、財布の使い始めや宝くじの購入など、お金に関わる「開運行動」をする方が増えてきています。行っても安全に戻ってこれるため「旅行」も良いとされています。一方で「戻ってくる」という所から「入籍」や「引越し」は避けるという考えも広まっています。

2017年4月21日は吉日である「天赦日」と重なるため、金運や旅行運に適した日だと言えそうです。

2017年4月21日は「不成就日」は凶日とされており、何かを始める日には向かない日となります。ただ、春から夏に変わりゆく節目の日でもありますので「不要なものを捨ててスッキリ」とすることを意識すれば、これから始まる楽しい夏をスムーズに迎えられるはずです。

占術家・水晶玉子の考察

六害宿と天赦日はどちらに重きをおくべきか?という質問をいただいていました。系統の違う複数の占いを合わせると、吉日と凶日が重なってしまうことはよくあります。そのときはあなたが何を信じるか、そのとき何をするべきかを優先して考えてくださいね。最後に決めるのは自分です。

近年、ネットメディアでは「天赦日」のみが取りだたされ「六害宿」を気にされない方も多いようですが、様々な占術を研究されている占術家・水晶玉子さんは、Twitter上で「吉凶が重なる日」についての見解を語っています。

水晶玉子さんによると「最後に決めるのは自分です」と結論づけています。これは、十二星座占いや干支占いなど、系統の違う複数の占いを照らし合わせると真逆の鑑定結果となった時と同様な考え方で良いという意味合いだと思われますが、あらゆる占術での結果を照らし合わせ、そして「自分の体質」との照らし合わせで決断していくのが良さそうです。

例えば、天赦日と凶日が重なった際に、自分にとってどちらが「影響が強いか」と思ったかということ。吉凶が重なった日を思い返して「吉日」だったのにも関わらず不運を感じたのであれば「凶」の影響を受けた可能性があります。

「天赦日」だからといってメディアに踊らされずに、自分に合った情報を取り入れるということが必要なのかもしれません。


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