2018年1月31日に、一生に一度しか見られない天体ショー「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が繰り広げられると話題になっています。
もくじ
スーパー・ブルー・ブラッドムーンとは
スーパー・ブルー・ブラッドムーンとは、150年に一度の奇跡と言われる3つの天体ショー「スーパームーン」「ブルームーン」「皆既月食」が同時に起こる現象のこと。科学ジャーナリスト・寺門和夫さんによると、3つの現象が同時に起こるのは「152年ぶりだ」とのこと。
大きく明るく見えるスーパー・ムーン
スーパー・ムーンとは、月が非常に大きく見える現象。もっとも小さく観測できる月と比較すると、14%くらい大きく、30%も明るく見えると言われています。なお「スーパー・ムーン」という呼び名は、天文学ではなく「占星術」に由来するそうです。
珍しい現象を意味するブルー・ムーン
音楽のタイトルにもなっている「ブルー・ムーン」とは、一ヶ月のうちに満月が2回目巡ってくる現象のことで、色が青く見えるというわけではないそうです。
当初は、ガスやチリによって月が青く見えた現象を「ブルー・ムーン」と呼んでいましたが、青く見える現象は滅多に見られないことから、現在では「珍しい現象」を呼ぶこともあるそうです。
月が赤銅色に見えるブラッド・ムーン
皆既月食で月が見えなくなるのではなく、木の色のような、赤銅色・オレンジ色に見える現象を「ブラッド・ムーン」と呼びます。赤く見えるため「地震や大災害の予兆」とされることもあるようです。
スーパー・ムーンと月食は2、30年に一度だけ同時になる周期ですが、ブルー・ムーンも含め3つの天体ショーが重なるのは「150年に一度の奇跡」のため、観測できるのは一生に一度になりそうです。
観測方法や場所と時間帯
- 時間帯:31日 21:00-23:00
- 観測ピーク時間:22:30頃
- 方位:東の空から南の空
スーパー・ブルー・ブラッドムーンは、31日の夜中21:00から23:00、東の空から南の空に出現。22:30頃に見頃ピークを迎えるといいます。専門家によると、ひらけた場所に行けば見えるだろうとのことですので、ぜひ足を運んでみましょう。
オススメの撮影方法
最近のスマホなら撮影が可能のようです。技術の進歩でかなり解像度が高くなっているため、建物や風景を入れた写真ならキレイに標準レンズで撮影することができるはず。ただ、標準レンズは広角なので、ズームにすると画像が荒れてしまう可能性もあるようです。
撮影する時のワンポイントアドバイスとしては「画面の月をタップする」です。月をタップすると露出が合い、より鮮明に撮影することができるようです。
望遠鏡にレンズを押し付けて撮影すれば、大きな月を写真に収めることができます。スマホ画面に表示された月をタップし、露出を合わせてから撮影するようにしましょう。観測時間が1時間と長いため、双眼鏡を持っていない方も、観測している人に借りることもできるかも。
人生の転機が起こる予感
1月31日の「獅子座の皆既月食」を占いで見てみると「人生の転機が起こる」ことを暗示しているように感じます。1月末に向けて「天職」を見つけだしやすい期間に入り、挑戦したいという気持ちが高まるはず。
2月16日の「水瓶座の部分日食」には、長いスパンで徐々に変わっていくような「変化」ではなく、短期間に信じられないサプライズが発生するかも。
31日の日本の天気予報は「曇り時々晴れ」ということで、天文学的にも、スピリチュアル的にも大きなイベントとなる「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」に注目が集まります。