【2020年9月9日】重陽の節句は食用菊、栗ご飯と秋茄子で運気アップを


9月9日は、五節句の一つ「重陽の節句(菊の節句)」です。季節の花「菊」を日本酒に浮かべて「菊酒」や旬の食材「栗」や「秋茄子」を食べると運気がアップ。季節の変わり目を感じることで、流れを整えることが出来るはず。

重陽の節句は「五節句」の一つ

重陽の節句(菊の節句・栗節句)は、1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句と続く、五節句のラストを飾る日。

陽の数字である「9」が重なる日で、本来は「陽の気が強すぎる日」として邪気を払っていましたが、陽の重なりが吉日に転じて、不老長寿や健康を願い、菊の花でお祝いするようになったと言われています。

重陽の節句の楽しみ方

9月9日を最もカジュアルに楽しむなら、食用菊を使ったレシピを取り入れると良いでしょう。日本酒に菊の花を浮かべた菊酒は、不老長寿や健康を願って嗜みます。刺身の付け合わせとして、飾ってみても良いでしょう。

また、旬の食材・栗を使った「栗ご飯」や「秋茄子」を使った「茄子のお浸し」なども良いでしょう。ここから少しずつ秋を取り入れて、季節の変わり目を感じることが大切です。

和菓子店では、菊や栗を取り入れたお菓子も販売されます。食材を使用したものや、優雅な風習にちなんで作られた「着せ綿(きせわた)」と言われるものも。その店ごとに工夫した季節限定の和菓子を楽しんでみてください。

その他にも、厄祓いや長寿を願って入る季節のお風呂「菊湯」、干した菊の花で作る「菊枕」、菊花を使った遊び「菊合わせ」、呉茱萸(ごしゅゆ)という植物の実を緋色の袋に納めた「茱萸嚢(しゅゆのう)」などがあります。

菊を使った簡単レシピ

重陽の節句(菊の節句・栗節句)は「菊の花」を飾り物や料理に取り入れると良いです。「食用菊」を使用して、お刺身のトッピング、チラシ寿司、菊酒を楽しみましょう。お浸しにして小鉢に盛り付けるのも特別感が出てきます。

食用菊は、熱湯に「花びら」を入れ、酢を少々加えると、色が綺麗に仕上がります。食感を残すために、茹で過ぎないことがポイント。胡麻和え、めんつゆ、マヨネーズなどでいただきましょう。

栗を使った簡単レシピ

重陽は「栗の節句」とも言われており、季節の食材である栗を使用すると良いでしょう。栗ご飯を作る際、最近では栗が下ごしらえされているものも販売されています。

皮がついている栗の場合は、水で軽く洗い、40度のお湯で15分ほど浸けておくと外側の鬼皮がむきやすくなります。水の場合は1時間以上を浸します。栗の皮は、栗の座(ザラザラとした部分)を先に包丁で切り落とし、鬼皮を手でむいた後、包丁で渋皮をむくという手順が一般的です。栗は細かく切らずに大きい粒のまま、酒・醤油・みりんなどお好みの味付けで、お米と一緒に炊き込むと美味しくいただけます。

五節句の関連記事:
【2020年3月の運気予報】宇宙元旦の「春分ゲート」で大転機が訪れる
5月5日は「端午の節句(菖蒲の節句)」柏餅を食べて子宝運アップ
2018年7月7日「七夕」は願望成就パワーが増幅!良縁を引き寄せて
9月9日は「重陽の節句(菊の節句)」お米を食べて金運アップ効果を

関連記事:
【2020年9月の運気予報】魚座の満月&乙女座の新月で「過去を捨てワガママになる」
【細木数子の六星占術占い】細木かおりが2021年版「六星占術によるあなたの運命」を発売
【ゲッターズ飯田の令和2年占い】2020年下半期の運勢を五星三心のタイプ別に発表


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA