【2024年】春のお彼岸の意味・お墓参りの正しいマナーとは?

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2024年のお彼岸、時期や定義、知っておきたい作法や知識とは?

春の「お彼岸」の意味とは

毎年3月と9月に「お墓参り」する「お彼岸」は、人によりますが、お盆に比べて馴染みのない行事かもしれません。古くから伝わる日本の文化ですが、実は仏教用語でサンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター)」という語を意訳したもの。欲や煩悩にまみれた世界から、悟りの境地に至ることを意味します。

仏教の信仰が深まると、私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」、あの世を「彼岸(ひがん)」と区別して考えるようになりました。太陽が真東から上り真西へ沈む「春分の日」は、彼岸から此岸への思いが通じやすくなると言われています。先祖供養とご先祖に思いを馳せると共に、迷いなく此岸に行き着けるよう祈るのです。

春の「お彼岸」期間の定義と決め方

春のお彼岸は「春分の日」の前後3日間が「お彼岸」となります。「春分の日」は、毎年2月に開催される閣議によって翌年の日程が決められます。

2024年の春の彼岸入りはいつ?

  • 3月17日(日) 彼岸入り
  • 3月20日(水・祝) 春分の日
  • 3月23日(土) 彼岸明け

2024年(令和6年)の春の彼岸入りは、3月20日(水・祝)が春分の日となったため、その前後3日間「3月17日(日)から3月23日(土)まで」の7日間が「お彼岸」となります。

知っておきたいお彼岸のNGマナー

  • 服装:「殺生」を連想させる服装はNGマナー
  • 花:バラ、スズラン、ボタンはNGマナー
  • 本堂にお参りしないのはNGマナー
  • 墓石に水をかけるのはNGマナー
  • お供え物を置いて帰るのもNGマナー

お彼岸でやってしまいがちな「NGマナー」を覚えて、正しいお墓参りをするようにしましょう。

お彼岸に毛皮や革製品はNG!

服装は「毛皮」や「革製品」は控えるようにするのがマナーです。革靴は厳密に言えば「NG」ですが、スニーカーで行くよりは良いとされています。喪服でなくても、春らしい雰囲気の服装でも問題ないと言われています。バッグなども革製品ではない方が良いでしょう。

お彼岸の正しい花の選び方

持っていく「花」は、トゲのある「バラ」や毒のある「スズラン」は基本的にNG。また、牡丹の花は「首が落ちる」と言われ古くから好まれにくい花です。故人がとても好きな花であれば別ですが、お花屋さんにアレンジメントを頼んでおくと間違いがないはず。

正しいお墓参りのマナー

お墓参りの前に、まずは「本堂」にお参りするのがマナー。お墓全体を守っていただいているのが本堂ですので、まずはしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

墓石はスポンジで掃除

墓石を掃除する際は「たわし」ではなく、やわらかな「スポンジ」が適しています。たわしの場合、墓石を傷つけてしまう恐れがあるので、優しく磨いてあげましょう。また掃除の際は、墓石に水をかけるのはNGです。水の温度で、墓石が割れてしまう可能性があるので注意が必要です。水は墓石中心にある「水鉢」に入れるのが正しいマナーなので、覚えておきましょう。

お供え物は持ち帰る

お供え物は、お墓参りが終わったら持ち帰るのがマナー。お供え物を置いておくと、カラスなどの動物が墓場を荒らしてしまう可能性があるので、持ち帰りましょう。タバコも火をつけずに、しばらくの間だけ箱を開けておき、お墓参りが終わったら持ち帰るのが良いです。

お墓参りをする時間帯は夕方が良い

お彼岸は夕方頃にお墓参りをするのが良いとされています。お墓参りといえば午前中のイメージがありますが、夕暮れ時が「彼岸」と最も通じやすくなる時間帯です。午後が良いですが、暗くなると危険になりますので、夕日が落ちる前に帰路につきましょう。また、雨の日でも参拝は、足元に気をつければ問題ありません。

お彼岸の「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

春のお彼岸のお供え物は「ぼたもち」と呼ぶのが正解。

実は「ぼたもち」と「おはぎ」に同じものですが、呼び方を変えています。春に咲く花「牡丹(ボタン)」になぞらえて「ぼたもち」と言い、秋に咲く花「萩(ハギ)」から「おはぎ」と言うようになったそうです。豆知識として覚えておきましょう。

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【2018年】春のお彼岸の意味・お墓参りの正しいマナーとは?


【2018年】春のお彼岸の意味・お墓参りの正しいマナーとは?

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お彼岸は「春と秋の毎年2回」ありますが、いつお墓参りに行くべきか、正しいマナーや方法・手順など、細かい決まりごといくつかあります。今回は、2018年のお彼岸について、時期や定義、知っておきたい作法や知識をまとめてみます。

春の「お彼岸」の意味とは

毎年3月と9月に「お墓参り」する「お彼岸」は、人によりますが、お盆に比べて馴染みのない行事かもしれません。古くから伝わる日本の文化ですが、実は仏教用語でサンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター)」という語を意訳したもの。欲や煩悩にまみれた世界から、悟りの境地に至ることを意味します。

仏教の信仰が深まると、私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」、あの世を「彼岸(ひがん)」と区別して考えるようになりました。太陽が真東から上り真西へ沈む「春分の日」は、彼岸から此岸への思いが通じやすくなると言われています。先祖供養とご先祖に思いを馳せると共に、迷いなく此岸に行き着けるよう祈るのです。

春の「お彼岸」期間の定義と決め方

春のお彼岸は「春分の日」の前後3日間が「お彼岸」となります。「春分の日」は、毎年2月に開催される閣議によって翌年の日程が決められます。

2018年の春の彼岸入りはいつ?

  • 3月18日(日) 彼岸入り
  • 3月21日(水・祝) 春分の日
  • 3月24日(土) 彼岸明け

2018年(平成30年)の春の彼岸入りは、3月21日(水・祝)が春分の日となったため、その前後3日間「3月18日(日)から3月24日(土)まで」の7日間が「お彼岸」となります。

知っておきたいお彼岸のNGマナー

  • 服装:「殺生」を連想させる服装はNGマナー
  • 花:バラ、スズラン、ボタンはNGマナー
  • 本堂にお参りしないのはNGマナー
  • 墓石に水をかけるのはNGマナー
  • お供え物を置いて帰るのもNGマナー

お彼岸でやってしまいがちな「NGマナー」を覚えて、正しいお墓参りをするようにしましょう。

お彼岸に毛皮や革製品はNG!

服装は「毛皮」や「革製品」は控えるようにするのがマナーです。革靴は厳密に言えば「NG」ですが、スニーカーで行くよりは良いとされています。喪服でなくても、春らしい雰囲気の服装でも問題ないと言われています。バッグなども革製品ではない方が良いでしょう。

お彼岸の正しい花の選び方

持っていく「花」は、トゲのある「バラ」や毒のある「スズラン」は基本的にNG。また、牡丹の花は「首が落ちる」と言われ古くから好まれにくい花です。故人がとても好きな花であれば別ですが、お花屋さんにアレンジメントを頼んでおくと間違いがないはず。

正しいお墓参りのマナー

お墓参りの前に、まずは「本堂」にお参りするのがマナー。お墓全体を守っていただいているのが本堂ですので、まずはしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

墓石はスポンジで掃除

墓石を掃除する際は「たわし」ではなく、やわらかな「スポンジ」が適しています。たわしの場合、墓石を傷つけてしまう恐れがあるので、優しく磨いてあげましょう。また掃除の際は、墓石に水をかけるのはNGです。水の温度で、墓石が割れてしまう可能性があるので注意が必要です。水は墓石中心にある「水鉢」に入れるのが正しいマナーなので、覚えておきましょう。

お供え物は持ち帰る

お供え物は、お墓参りが終わったら持ち帰るのがマナー。お供え物を置いておくと、カラスなどの動物が墓場を荒らしてしまう可能性があるので、持ち帰りましょう。タバコも火をつけずに、しばらくの間だけ箱を開けておき、お墓参りが終わったら持ち帰るのが良いです。

お墓参りをする時間帯は夕方が良い

お彼岸は夕方頃にお墓参りをするのが良いとされています。お墓参りといえば午前中のイメージがありますが、夕暮れ時が「彼岸」と最も通じやすくなる時間帯です。午後が良いですが、暗くなると危険になりますので、夕日が落ちる前に帰路につきましょう。また、雨の日でも参拝は、足元に気をつければ問題ありません。

お彼岸の「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

春のお彼岸のお供え物は「ぼたもち」と呼ぶのが正解。

実は「ぼたもち」と「おはぎ」に同じものですが、呼び方を変えています。春に咲く花「牡丹(ボタン)」になぞらえて「ぼたもち」と言い、秋に咲く花「萩(ハギ)」から「おはぎ」と言うようになったそうです。豆知識として覚えておきましょう。

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2017年3月28日は牡羊座の新月!改革と始まりのパワーで願いを叶えよう

春の月

3月28日は牡羊座の新月。新月に願ったものは満月に叶うといわれています。新月のパワーでお願いごとをしてみては?叶いやすい願い事とボイドタイムの時間について調べてみました。

月の満ち欠けとバイオリズム

月と人間の感情やバイオリズムには規則性があると言われています。「新月や大潮のときは出産しやすい」という噂や、月と人に関する科学的な証明もされているものもあるそうで、あながち「オカルト話」だけではとどまらないようです。

新月は約29日に一度の周期で巡ってきます。月が見えないというのは何となく不安な気持ちもあるかもしれませんが、「新月」と漢字で書くように、「新しい月が生まれる日」という考え方が昔から伝わっているようです。

まるで子供のように、月が生まれて成長して満月になるのは、科学が発達していない当時の人から見るととても神秘的だったのかもしれません。また、科学が発達した今でも月のパワーは信じられており、「新月に願うと満月に叶う」と言われ、生活の中でも取り入れられていますよね。

牡羊座の新月

  • 新月の時刻:3月28日(火) 11:58~3月30日(木) 11:58
  • ボンドタイム:3月29日(水) 21:08~3月30日(木) 00:49
  • キーワード:革命、開拓、無邪気、無知、直感

3月28日は「牡羊座の新月」となります。ボンドタイムは月が特別な配置になるため、願い事をしないようにするのがベターです。また、2017年3月28日の願いは、2017年10月6日に叶うと言われています。

春の訪れと共に最初にやってくる「牡羊座」は、子供のような無邪気さや純粋さがあり、悪く言うと「無知」で感情に任せて何事も取り組もうとするのです。その無知さゆえに失敗も多いですが、失敗を恐れず何事も挑戦する力強さをもっています。あなたの周りにもきっと、純粋で真っ直ぐで革命児のような人がいるかと思いますが、その人はきっと牡羊座です。

今回訪れる「新月」は、そんな牡羊座が指揮をとり、多くの人の願いを精査して叶えていくというイメージでとらえるとわかりやすいかもしれません。

牡羊座の新月で叶いやすい願いは?

「新月」と一言でいっても、星座の配置によって「叶いやすい願い」というものがあり、革命的なパワーをもっている牡羊座に訪れる新月は、人々が何かを始めようとする「春のパワー」も相まって、何かを始めようとする願いをサポートしてくれます。恋愛・結婚・開業・就職・独立・転職・夢など、大きな転機に失敗を恐れず取り組む人を応援してくれるのです。なので、この時期に出会った人は、今後も長い縁となってあなたをサポートしてくれるはずですよ。

今回は、太陽と月に金星が重なり、水星・天王星が接近しているようで、牡羊座のパワーはさらに増大しています。スタートしようとするエネルギーを、邪心なく前向きにとらえることを心がければ、開運することができるはずです。

牡羊座の新月でオススメの願い事

牡羊座はとにかく「直感」で考えましょう。あれこれ考えるよりも、あなたの思った気持ちをそのまま願うというのが一番。とはいえ、なかなか「願い事」と急に言われても思い浮かばないですよね。ということでオススメの願い事を調べてみました。

  • 新しく◯◯をする!絶対にうまくいく!
  • 当たってくだけろ!この恋はうまくいく!
  • リーダーシップをとって、絶対に出世する!
  • パワフルな行動力を身につける!
  • 美肌になって、ほめられる!

願いといっても「だったらいいな」ではなく、「する」と言い切ってください。お願いを叶えるのは星ではなく、あなたです。牡羊座の新月は頑張ってるあなたをサポートしてくれます。

新月のお願い作法

願い事がきまったら「お作法」を知っておきましょう。神社参拝にもルールがあるように、月にもマナーがありますので参考にしてみてください。

新月のお願い作法

  1. 新月になったら、48時間以内にお願いごとを書きます
  2. ボンドタイムを避ける方が良いとされています
  3. お願いごとは2件以上、10件以内にする
  4. 手書きでお願いごとを好きな紙に書き下ろす
  5. 願いは「自分を変える」ことにする

願い終わったら、願い事を書いた紙は捨てずにしまっておきましょう。部屋に貼るなり、引出しにしまっておくなり好きにして問題ありません。

1年の行動計画を考えよう

せっかくなので、1年の行動計画を考えるなどして自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。落ち着いたカフェで、自分の願いと向き合い、将来と向き合うとまた願いに一歩近づくことができるはずですよ。

 


『VOGUE JAPAN』が開運小物占いをウェブ限定で公開開始!

VOGUE JAPAN

世界で最も影響力のある女性ファッション誌『VOGUE』の日本版『VOGUE JAPAN』の公式サイトで、人気占い師・ルーシー・グリーンさんが監修したウェブ限定コンテンツを公開開始!

トレンド小物で運命を掴む

『VOGUE JAPAN』で、2017年春夏のトレンド小物を総括したスペシャルコンテンツ「心機一転! トレンド小物で運命を掴む女になる。」を順次公開。

第一弾は、あなたにぴったりの最旬アイテムを見つけ出すバッグ診断や、人気占い師ルーシー・グリーンが開運小物を指南する星座別占いといった占い&診断コンテンツが満載!「開運小物占い」では、靴バッグだけではなく、財布や手帳など春に欲しくなるアイテムも登場するようです。

第二弾コンテンツもすでに公開されており、繊細なタッチのシュールな世界観を描いたアニメーションを活用した動画「バッグ&シューズで彩る、春夏トレンドムービー」と、「バッグ&シューズ カタログ 200」となっています。

2017年は「大人」

大人といっても堅苦しいものではなく「洗練された本物志向の高まり」というイメージ。2015年や2016年を思うと、子供っぽさが好まれるイメージもあったかもしれませんが、2017年以降は「本物」や自分らしさを大切にすると運がアップそうです。また、これまでプチプラなコーデが流行っていましたが、ブランド物や老舗の小物にも注目が集まりそうですよ。

ルーシー・グリーンさんもVOGUEの開運小物占いで、2017年のファッションを「洗練」「知性」「女神性」がテーマだと語っています。また2~6月はファッションに迷いやすい時期で、「自分らしさ」を意識すると良いそうです。

ルーシー・グリーンとは

西洋占星術とタロットカードが得意。豊かな人生を創りだす幸せを伝えることがモットー。ファッション誌やWEBメディアを中心に活躍中。

笑って泣ける鑑定をするという印象のルーシー・グリーンさんは、西洋占星術やタロットカードでの占いを得意としており、女性誌やTwitter・ブログなど幅広く活動をして人気を博しています。

公式サイトで毎月の占いを更新していたところ、「私の現状を言い当てられているみたい!」「優しい言葉に泣いちゃいました!」と人気が殺到。毎月平均42万アクセスとなるなど注目を集めたそうです。

主な著書は「あなたの中の“キュート”を目覚めさせる方法 ちょっと不器用だけど、しなやかで可愛い」などがあります。

関連記事:
VOGUE JAPAN
https://www.vogue.co.jp

 


「フランスの節分は家族でクレープを食べる?」世界の節分事情

節分

クリスマスから40日後にあたる2月2日、その翌日が2月3日で日本の「節分の日」にあたります。日本で豆まきをする一方、海外ではどのようなことが行われているのか気になったので調べてみました。

節分は日本独特の風習ではない

不思議なことに、日本で独自だと思われていた文化は、日本のみならず中国、インド、エジプトと、イギリスやフランスに一本の道があるかのように風習のつながりを感じます。様々な考え方が入り混じっても、本質的な考え方はやはり同じで、節分や正月など季節の入れ替わりを祝う風習はどの国にもみられます。

占いにおいても、西洋占星術などの西洋の占いと、干支占いや四柱推命などの東洋の占いとでは占術が全く違うのに関わらず、共通点があまりに多く驚くことがあります。

フランスでは節分にクレープを食べる?

フランスでは節分の前日2月2日をシャンドラーあるいはシャンドルール( La Chandeleur)と呼び、クレープを食べる風習があるそうです。「先住民族が太陽の形をしたものを食べていた」「ローマ教皇が巡礼者に贈った」など様々な説がフランスでは伝わっているそうです。

この日に行われる占いもあります。「コインを片手に握り、もう片方の手でフライパンのクレープを放り投げ、再びうまくキャッチするとこの1年間に幸運が訪れる」と言われているそうで、クレープ好きのナポレオンもクレープ占いをしていたといいます。

キススト教圏では聖燭祭にあたる

イエス・ キリストが誕生して40日後に当たるこの日に、マリアが教会で出産後の身を清め、 イエスが神の子として初めて教会に現れて祝福を受けた

キリスト教圏では、クリスマスから40日後にあたり、「聖燭祭(せいしょくさい)」が広く行われています。近年では、春節や立春との風習が混ざり、形を変えて世界の各地域に風習が続けられているのです。クリスマスシーズンの終わりしてツリーを燃やし、キリスト信者の家庭で使用するロウソクを祝別してもらう日とする地域もあるようです。

豆をまくのは日本だけ

「節分」と「豆まき」が混ざってしまうのですが、節分というのは「季節の分ける」が由来。そのため、節分は春、夏、秋、冬の季節が変わるごとに訪れます。一方、「豆まき」は「厄を払う」という意味合いで始めたこと。旧暦でいうお正月の頃にあたりますので、現在のお正月に名残があります。

豆をまく風習は、宇多天皇(うだてんのう)の時代に始まったとされており、豆で鬼を追い払い災厄を逃れることができたという伝説が由来です。豆は、穀物の生命力やパワーが魔除けに効果があると信じられ、「魔を滅する」という語呂合わせからという意味合いがあります。一年の無病息災を願って、現在でも広く信じられていますよね。

「豆をまく」という風習は日本独自のものとなっていますが、世界でも様々な行事を行っているということがわかりました。「節分」という行事でなくとも、新しい幕開けとして伝えられているのです。占いにおいても運気が大きく変わる時期となり、その変化を楽しめたら良いですよね。

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2017年中国旧正月の春節に「春巻き」を食べて運気アップ!

春巻き

2017年1月28日は、中国旧正月「春節(しゅんせつ)」です。近年、日本ではあまり意識されていなかった行事ですが、中国人観光客の増加により再度注目されはじめました。今回は中国で伝えられている春節の開運方法をご紹介します。

春節で運気が方向転換する

日本で行われている占いの多くは、中国や東南アジアから伝わるもので、2017年の運勢は旧正月である春節から動き出すと言われています。1月1日に運気の変化を感じないという方が、1月末から節分2月4日の間にその変化を感じるというのは、読み解いた占い結果が万物自然のリズムとズレてしまっていたためです。

占い本やウェブサイトをご利用の方は、占いの結果と自分の感じ方を統計化し、それぞれがズレを修正して使用するというのが正しい使い方なのかもしれません。例えば、1月の恋愛運が良いのにまだ運が向いていないと感じる方は、2月にその運が向いてくる可能性があるということです。

正月と旧正月があることを認識して、占い結果にズレが出てくることは、占いを活用する上では知っておきたいですね。

そもそも春節とは?

春節とは中国人にとってのお正月(元旦)のことで、中国も日本のお正月と同様に新年の幸せを願ってお祝いをします。親戚が集まって料理を食べ、紅白のような特別番組を見るというのが一般的な過ごし方です。報道で、大気汚染の悪化を招くとして問題となっていた「爆竹」は、本来は魔除けの意味として行っていたと言われています。

春節の歴史は長く、紀元前16世紀の商王朝時代であるというのが有力説で、旧暦の年末年始に神や祖先を祀った祭事が起源とされています。紀元前200年頃の漢の時代では「立春」とされていましたが、5世紀の南北朝時代になると現在と同様「春節」と呼ばれるようになりました。グレゴリオ暦が採用された1949年頃に旧暦の正月を「春節」とすることが決定しています。

春節の意味は長い歴史の中で柔軟な変化を遂げて現在に至りますが、その根本的な意味は変わっていません。春の訪れと巡りゆく四季を健やかに送れるよう願ってお祝いするのです。

日本でも旧正月に祭事が行われる神社やお寺があります。これは中国や韓国の文化が日本に伝来して、その慣習が残っているということなんですよね。

「春巻き」を食べて運気アップ

春巻きは、中国では春節に開運を願って食べる風習があります。日本では、中華料理店にいけば一年中食べられるポピュラーな食べ物ですが、由来や意味を知って開運アップを目指しましょう。

春巻きの由来は様々ありますが「立春のころ新芽が出た野菜を具として作られた」が始まりといわれています。旬の食べ物というものは、その季節のパワーが貯まっているものなので食べるだけで開運することができますが、春巻きの場合は多くの野菜が包まれているのでその開運パワーは絶大です。

中国では、春巻きのことを春餅と呼び、春の象徴として食べられています。野菜やお肉が詰まった春巻きは、「終始一貫」という縁起が良い意味が込められており、一年の幸せを願いいただいています。

また、春巻きの他に、一年の平穏無事を願って食べられる「年年有魚」、仕事と生活が年々高くなるという意味で「正月もち」、健康運や金運がアップする「春節餃子」も好んで食べられています。開運アップフードも食べ過ぎると運気ダウンしてしまいますから、腹八分目に抑えておきましょう。

春節が日本に上陸?

春節旅行者の増加で、中国で行われる飾りつけや催し物も日本へ広まりつつあります。ハロウィンやバレンタインと並び経済的な観点からも旧正月の注目は集まっているようなので、今後は日本行事として再度行われるようになるかもしれませんね。食べ物からお祝い事を取り入れてみてもいいかもしれません。