【2024年】春のお彼岸の意味・お墓参りの正しいマナーとは?

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2024年のお彼岸、時期や定義、知っておきたい作法や知識とは?

春の「お彼岸」の意味とは

毎年3月と9月に「お墓参り」する「お彼岸」は、人によりますが、お盆に比べて馴染みのない行事かもしれません。古くから伝わる日本の文化ですが、実は仏教用語でサンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター)」という語を意訳したもの。欲や煩悩にまみれた世界から、悟りの境地に至ることを意味します。

仏教の信仰が深まると、私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」、あの世を「彼岸(ひがん)」と区別して考えるようになりました。太陽が真東から上り真西へ沈む「春分の日」は、彼岸から此岸への思いが通じやすくなると言われています。先祖供養とご先祖に思いを馳せると共に、迷いなく此岸に行き着けるよう祈るのです。

春の「お彼岸」期間の定義と決め方

春のお彼岸は「春分の日」の前後3日間が「お彼岸」となります。「春分の日」は、毎年2月に開催される閣議によって翌年の日程が決められます。

2024年の春の彼岸入りはいつ?

  • 3月17日(日) 彼岸入り
  • 3月20日(水・祝) 春分の日
  • 3月23日(土) 彼岸明け

2024年(令和6年)の春の彼岸入りは、3月20日(水・祝)が春分の日となったため、その前後3日間「3月17日(日)から3月23日(土)まで」の7日間が「お彼岸」となります。

知っておきたいお彼岸のNGマナー

  • 服装:「殺生」を連想させる服装はNGマナー
  • 花:バラ、スズラン、ボタンはNGマナー
  • 本堂にお参りしないのはNGマナー
  • 墓石に水をかけるのはNGマナー
  • お供え物を置いて帰るのもNGマナー

お彼岸でやってしまいがちな「NGマナー」を覚えて、正しいお墓参りをするようにしましょう。

お彼岸に毛皮や革製品はNG!

服装は「毛皮」や「革製品」は控えるようにするのがマナーです。革靴は厳密に言えば「NG」ですが、スニーカーで行くよりは良いとされています。喪服でなくても、春らしい雰囲気の服装でも問題ないと言われています。バッグなども革製品ではない方が良いでしょう。

お彼岸の正しい花の選び方

持っていく「花」は、トゲのある「バラ」や毒のある「スズラン」は基本的にNG。また、牡丹の花は「首が落ちる」と言われ古くから好まれにくい花です。故人がとても好きな花であれば別ですが、お花屋さんにアレンジメントを頼んでおくと間違いがないはず。

正しいお墓参りのマナー

お墓参りの前に、まずは「本堂」にお参りするのがマナー。お墓全体を守っていただいているのが本堂ですので、まずはしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

墓石はスポンジで掃除

墓石を掃除する際は「たわし」ではなく、やわらかな「スポンジ」が適しています。たわしの場合、墓石を傷つけてしまう恐れがあるので、優しく磨いてあげましょう。また掃除の際は、墓石に水をかけるのはNGです。水の温度で、墓石が割れてしまう可能性があるので注意が必要です。水は墓石中心にある「水鉢」に入れるのが正しいマナーなので、覚えておきましょう。

お供え物は持ち帰る

お供え物は、お墓参りが終わったら持ち帰るのがマナー。お供え物を置いておくと、カラスなどの動物が墓場を荒らしてしまう可能性があるので、持ち帰りましょう。タバコも火をつけずに、しばらくの間だけ箱を開けておき、お墓参りが終わったら持ち帰るのが良いです。

お墓参りをする時間帯は夕方が良い

お彼岸は夕方頃にお墓参りをするのが良いとされています。お墓参りといえば午前中のイメージがありますが、夕暮れ時が「彼岸」と最も通じやすくなる時間帯です。午後が良いですが、暗くなると危険になりますので、夕日が落ちる前に帰路につきましょう。また、雨の日でも参拝は、足元に気をつければ問題ありません。

お彼岸の「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

春のお彼岸のお供え物は「ぼたもち」と呼ぶのが正解。

実は「ぼたもち」と「おはぎ」に同じものですが、呼び方を変えています。春に咲く花「牡丹(ボタン)」になぞらえて「ぼたもち」と言い、秋に咲く花「萩(ハギ)」から「おはぎ」と言うようになったそうです。豆知識として覚えておきましょう。

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2022年7月23日は「土用の丑の日」土公神の怒りを買う土いじり&旅行はNG?

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2022年7月23日は「土用の丑の日」です。今では「鰻(うなぎ)」を食べるのが恒例となっていますが、土用餅、土用蜆、土用卵、梅干し、うどん、瓜……など、地域によって続いている土用の風習が存在します。夏の土用の食べ物と意味を解説していきます。

土用とは「土旺用事」の略

土用とは、陰陽五行説に由来する「土旺用事(どおうようじ)」の略で、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指します。現代では、夏の土用が重要視され、「鰻(うなぎ)」を食べるのが恒例となっています。夏の土用が終わると立秋となり、暦上では秋になります。

土用の丑の日とは

  • 夏の土用の期間:2022年7月20日(水)~8月6日(土)
  • 夏の土用の間日:7/19、7/23、7/30、7/31、8/4

土用の丑の日と言えば「鰻を食べる日」と思っている人も多いかもしれませんが、土用というのは立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間を指し「季節の節目」を意味しています。土用というと夏をイメージしますが、一年に4回訪れることになるのです。

季節の変わり目は、疲れが出て体調を崩しやすいと言われており「“う”のつく食べ物を食べて」精力をつける風習が生まれたとされています。

土用にするとNGな行動

  • 木を植える
  • 土いじりをする
  • 釣りをする
  • 改装工事や引っ越し
  • 見知らぬ土地に旅行
  • 新しいことを始める
  • 喧嘩や言い争いをする

土用の期間は「土公神(どくしん)」という陰陽道における神様の一人が支配する期間です。土公神は「土を司る神様」として知られており、土をいじると怒りを買うと言われています。

木の植え替え、土を掘り起こすような工事など「土」を痛めつけるような行為はなるべく控えましょう。方位に関係なく、見知らぬ土地に旅行をするのも良くありません。土用殺「南西」は特に注意が必要です。

 

どっしりと安定感がある土のように、アレコレと新しいことに手を出したり、喧嘩や言い争いをするなどで騒がずに、ゆったりと過ごすことを心がけましょう。

 

土用は「見直し」の時期

  • 今の状態を改善する
  • 衣類や寝具を干す
  • 部屋の風通しをよくする
  • 整理整頓や掃除をする
  • サウナや半身浴でデトックス
  • “う”のつく食材を食べる

土用の期間は「見直し」の時期だと捉えると良さそうです。これまで溜まった「不運」を吐き出すように、除湿や風通しを良くしてスッキリと気持ちを切り替えていく期間にしていきましょう。

梅干し、うどん、瓜など、消化の良い「う」のつくものや、土用餅、土用蜆、土用卵などを食べると夏の疲れが癒されるはず。

行動は「土用の間日」に

土用の期間は「土をいじると怒りを買う」と言われていますが、土用には「間日」と呼ばれる特別な日が存在します。間日は土公神が天界に戻るため、アクティブな行動をしても“さわり”が少ないとされています。

土用の期間に行動をしないといけない場合は「間日」を活用してスケジュールを調整してみると良いかもしれません。

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5月5日は「端午の節句(菖蒲の節句)」柏餅を食べて子宝運アップ🎏

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5月5日は「端午の節句」で、菖蒲(しょうぶ)の節句とも言われています。こどもの日として親しまれていますが、大人にとっても大切な節目となります。

端午の起源と意味とは

5月5日の端午(たんご)は、3月3日の上巳の節句(桃の節句)、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽と並ぶ五節句の一つ。

邪気を払うため菖蒲を飾っていたため「菖蒲の節句」とも呼ばれていますが、菖蒲を飾るのは、武道や軍事を重んじるという意味がある「尚武(しょうぶ)」と語呂合わせが通づるところからと言われています。

地方によっては、柏餅(かしわもち)や粽(ちまき)を食べる風習が、現在も行われています。柏餅とは、お餅の間に餡子を折り込むように入れて、外側を柏の葉で包んである餅で、粽とは、もち米を笹の葉などで巻いて蒸した餅のことです。粽が中国から伝わったのに対し、柏餅は江戸時代に江戸で生まれた日本独自のものなんだとか。

粽は「厄払い」の効果と由来

粽は「端午の節句」の行事とともに中国から伝来したもの。厄払いの効果があるとされ、食べるだけではなく飾る地域もあるようです。

粽の由来は、紀元前300〜400年頃、屈原(くつげん)という詩人が深く関係しています。国王の側近でもあった屈原は、他の官僚の策略により失脚。その後、楚の未来を憂い、投身して一生を終えました。

屈原は多くの人から慕われており、屈原の身体が魚や動物に食べられないように、太鼓を叩いて魚を驚かせ、米を入れた竹筒を投げ入れました。しかし、淵には、悪い龍(蛟龍)が住んでおり、供物を食べてしまうため、邪気を払う楝樹(せんだん)の葉で包み、五色(赤・青・黄・白・黒)の糸で巻いた粽を、お供えしたと言います。

その後、時が経った現在でも「厄払い」として、好まれて食べられています。

柏餅を食べて子宝運アップ

柏餅は「子孫繁栄」の意味を持つラッキーフードと言われています。柏餅の材料である柏の木の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちない植物なので「家系が絶えない」と言われ、転じて「子孫繁栄」に効果があると言われています。

柏餅を食べる機会はあまりないとおもいますが「端午の節句」で、願いを込めて食してみるのは良いでしょう。

端午の節句のお祝い方法

端午の節句は「5月5日」ですが、前の夕方(宵節句)に行われることもあります。両家の両親と共に、鯉、栗、筍、鰹、出世魚、粽、柏餅を食べるのが定番です。また、最近んでは、兜や鯉のぼりのケーキを食べる家庭もあるようです。

菖蒲は、お酒に浸した菖蒲酒、枕の下に敷いて菖蒲枕、お湯の中に入れて菖蒲湯に。また、家の屋根や軒先にさして飾りにも使います。

男の赤ちゃんが生まれて初めて5月5日(初節句)を迎える家庭には、五月人形をお嫁さんの実家から贈る風習があり、金太郎、桃太郎、鯉のぼりなどを贈ります。初節句のお返しは、一週間以内に粽や赤飯、紅白の角砂糖を贈るのが習わしです。

風習や文化は時代によって変化するもの、現在の家庭環境では困難な部分もあると思いますので、柏餅や粽だけを食べると言った、取り入れやすいことから節目を祝い、運気アップをはかってみてはいかがでしょうか。

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2019年の節分はいつ?鬼の起源、豆まき・いわし飾りの由来とは

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2019年は、2月3日(日)が節分。「鬼は外、福は内」と豆まきの他、恵方に向かって恵方巻を食べるという家庭も多いのではないでしょうか。昔からの風習として伝えられているため何となく意味も知らずに節分をしていてはもったいないです。せっかくならば由来や正しいやり方を知っておきましょう。

節分とは?由来と意味

節分とは、もともと「季節を分ける」から由来しています。立春・立夏・立秋・立冬の前日を、季節の移り変わりの日として「節分」と呼ばれていました。

立春は一年のはじまりとして重要視されていたため、春の節分だけが現在の節分として定着。節分に厄を払う考え方は、平安時代に陰陽師が行った「追儺(ついな)」という行事が、時代の経過とともに民間にも伝わったとされています。

2019年の節分はいつ?

  • 春の節分:2019年2月3日
  • 夏の節分:2019年5月5日
  • 秋の節分:2019年8月7日
  • 冬の節分:2019年11月7日

年に4回ある節分。2019年の「春の節分」は、2019年2月3日になります。その年によって「節分」の日程は数日ずれて変わるので、覚えておきましょう。

春の節分の行事「節分」

春の節分では、鬼を家から追い出す「豆まき」、鰯(いわし)の頭を軒先に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」、恵方を向いて巻寿司を食べる「恵方巻き」が有名ですよね。

豆まきの由来は「魔を滅する」

豆まきは、節分行事として知名度のある習慣です。

豆をまき始めたのは、記録によれば室町時代。古来中国の風習が日本に伝来したと言われており、豆を鬼に投げつけて退治したという伝説が「魔の目に、豆を投げつけ、魔を滅する」に通じているようです。

京都で、現れた鬼を毘沙門天のお告げの通りに豆を鬼の目に投げて退治したことに由来します。また、穀物に邪気を祓う力があると信じられてきたことも関係があるようです。

撒く豆は、地域によって「大豆」ではなく「落花生」の地域も。撒いた後に拾い、年の数だけ食べるという風習も伝えられています。

柊鰯、実は西日本発祥

いわしを飾るのは、もともと西日本発祥の風習。柊鰯を飾るのは、いわしの頭を焼いた煙と柊のトゲが鬼の目に入り、家に入ってこないという言い伝えが由来です。

柊鰯は、鰯の頭を柊の小枝に刺して戸口に飾る風習で焼嗅(やいかがし)とも言われています。鰯の頭からは強烈な臭いを発し、また尖っていることから、古くから「厄払い」に効果があると信じられており、鬼が嫌いな柊の棘と共に飾ることで、家に疫神が侵入することを防いだと言います。

鰯を食べるのは、無病息災の意味も込めらているという話も。そのため、飾りには頭だけ使い、残った部分は様々な方法で調理して食べたと言われています。

飾る期間は、小正月や節分から1年間飾ると諸説あり。現在は地域差があり、住んでいる地域や古くからの言い伝えで 変わってきます。

2019年は「東北東」恵方巻きの由来

恵方巻きは、大手コンビニチェーンが節分時期に恵方巻きを大々的に宣伝したことで広がった風習。近年ではすっかり定着してきたように思います。関西の一部で行われていた「恵方を向いて無言で巻き寿司を食べる」という習慣が、全国に広がっていったのです。スーパー・コンビニが、豆や鰯に比べて「恵方巻き」として巻き寿司を売りやすかったという理由もあるかもしれません。

その年の恵方は「十干十二支」によって決まり、2019年は「東北東」となります。東北を向き、やや東に調整してから、無言で巻き寿司を食べると運気がアップすると言われいますので、挑戦してみてください。

節分は運気の変わり目

毎年の2月4日前後は「運気の変わり目」となり、 自然災害や環境が大きく変化すると言われています。そう言い伝えられているのは、冬から春に変わる厳しい季節なので、昔は命に関わる病気をしやすい期間だったのかもしれませんね。

一年の無病息災を祈る気持ちは現在も同じ。節分という文化は、平成が終わって新しい時代に入っても、大切にしたいものです。

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2018年7月20日は「土用の丑の日」夏の土用の食べ物と意味とは

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古くから風習として続く「土用の丑の日」の食べ物といえば「鰻(うなぎ)」が思い浮かびますが、土用餅、土用蜆、土用卵、梅干し、うどん、瓜……など、地域によって続いている土用の風習が存在します。夏の土用の食べ物と意味を解説していきます。

夏は「火」の季節

夏は「火のエネルギー」の性質が強く出る季節。メラメラと燃えるように、様々なことにチャレンジしていくと良い運勢に乗ることができます。アウトドアや野外フェスなど「アクティブ」な行動に挑戦していきましょう。

ただ「夏の土用」は、スピリチュアル的にNGな行動があるとスピリチュアル・カウンセラーも語っています。

土用の丑の日とは

  • 夏の土用の期間:2018年7月20日(金)〜8月6日(月)
  • 夏の土用の間日:7/22、7/23、7/27、8/3、8/4

土用の丑の日と言えば「鰻を食べる日」と思っている人も多いかもしれませんが、土用というのは立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間を指し「季節の節目」を意味しています。土用というと夏をイメージしますが、一年に4回訪れることになるのです。

季節の変わり目は、疲れが出て体調を崩しやすいと言われており、精力をつける風習が生まれたとされています。

土用にするとNGな行動

  • 木を植える
  • 土いじりをする
  • 釣りをする
  • 改装工事や引っ越し
  • 見知らぬ土地に旅行
  • 新しいことを始める
  • 喧嘩や言い争いをする

土用の期間は「土公神(どくしん)」という陰陽道における神様の一人が支配する期間です。土公神は「土を司る神様」として知られており、土をいじると怒りを買うと言われています。

木の植え替え、土を掘り起こすような工事など「土」を痛めつけるような行為はなるべく控えましょう。方位に関係なく、見知らぬ土地に旅行をするのも良くありません。土用殺「南西」は特に注意が必要です。

どっしりと安定感がある土のように、アレコレと新しいことに手を出したり、喧嘩や言い争いをするなどで騒がずに、ゆったりと過ごすことを心がけましょう。

土用は「見直し」の時期

  • 今の状態を改善する
  • 衣類や寝具を干す
  • 部屋の風通しをよくする
  • 整理整頓や掃除をする
  • サウナや半身浴でデトックス
  • “う”のつく食材を食べる

土用の期間は「見直し」の時期だと捉えると良さそうです。これまで溜まった「不運」を吐き出すように、除湿や風通しを良くしてスッキリと気持ちを切り替えていく期間にしていきましょう。

梅干し、うどん、瓜など、消化の良い「う」のつくものや、土用餅、土用蜆、土用卵などを食べると夏の疲れが癒されるはず。

行動は「土用の間日」に

土用の期間は「土をいじると怒りを買う」と言われていますが、土用には「間日」と呼ばれる特別な日が存在します。間日は土公神が天界に戻るため、アクティブな行動をしても“さわり”が少ないとされています。

土用の期間に行動をしないといけない場合は「間日」を活用してスケジュールを調整してみると良いかもしれません。


【2018年】春のお彼岸の意味・お墓参りの正しいマナーとは?

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お彼岸は「春と秋の毎年2回」ありますが、いつお墓参りに行くべきか、正しいマナーや方法・手順など、細かい決まりごといくつかあります。今回は、2018年のお彼岸について、時期や定義、知っておきたい作法や知識をまとめてみます。

春の「お彼岸」の意味とは

毎年3月と9月に「お墓参り」する「お彼岸」は、人によりますが、お盆に比べて馴染みのない行事かもしれません。古くから伝わる日本の文化ですが、実は仏教用語でサンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター)」という語を意訳したもの。欲や煩悩にまみれた世界から、悟りの境地に至ることを意味します。

仏教の信仰が深まると、私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」、あの世を「彼岸(ひがん)」と区別して考えるようになりました。太陽が真東から上り真西へ沈む「春分の日」は、彼岸から此岸への思いが通じやすくなると言われています。先祖供養とご先祖に思いを馳せると共に、迷いなく此岸に行き着けるよう祈るのです。

春の「お彼岸」期間の定義と決め方

春のお彼岸は「春分の日」の前後3日間が「お彼岸」となります。「春分の日」は、毎年2月に開催される閣議によって翌年の日程が決められます。

2018年の春の彼岸入りはいつ?

  • 3月18日(日) 彼岸入り
  • 3月21日(水・祝) 春分の日
  • 3月24日(土) 彼岸明け

2018年(平成30年)の春の彼岸入りは、3月21日(水・祝)が春分の日となったため、その前後3日間「3月18日(日)から3月24日(土)まで」の7日間が「お彼岸」となります。

知っておきたいお彼岸のNGマナー

  • 服装:「殺生」を連想させる服装はNGマナー
  • 花:バラ、スズラン、ボタンはNGマナー
  • 本堂にお参りしないのはNGマナー
  • 墓石に水をかけるのはNGマナー
  • お供え物を置いて帰るのもNGマナー

お彼岸でやってしまいがちな「NGマナー」を覚えて、正しいお墓参りをするようにしましょう。

お彼岸に毛皮や革製品はNG!

服装は「毛皮」や「革製品」は控えるようにするのがマナーです。革靴は厳密に言えば「NG」ですが、スニーカーで行くよりは良いとされています。喪服でなくても、春らしい雰囲気の服装でも問題ないと言われています。バッグなども革製品ではない方が良いでしょう。

お彼岸の正しい花の選び方

持っていく「花」は、トゲのある「バラ」や毒のある「スズラン」は基本的にNG。また、牡丹の花は「首が落ちる」と言われ古くから好まれにくい花です。故人がとても好きな花であれば別ですが、お花屋さんにアレンジメントを頼んでおくと間違いがないはず。

正しいお墓参りのマナー

お墓参りの前に、まずは「本堂」にお参りするのがマナー。お墓全体を守っていただいているのが本堂ですので、まずはしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

墓石はスポンジで掃除

墓石を掃除する際は「たわし」ではなく、やわらかな「スポンジ」が適しています。たわしの場合、墓石を傷つけてしまう恐れがあるので、優しく磨いてあげましょう。また掃除の際は、墓石に水をかけるのはNGです。水の温度で、墓石が割れてしまう可能性があるので注意が必要です。水は墓石中心にある「水鉢」に入れるのが正しいマナーなので、覚えておきましょう。

お供え物は持ち帰る

お供え物は、お墓参りが終わったら持ち帰るのがマナー。お供え物を置いておくと、カラスなどの動物が墓場を荒らしてしまう可能性があるので、持ち帰りましょう。タバコも火をつけずに、しばらくの間だけ箱を開けておき、お墓参りが終わったら持ち帰るのが良いです。

お墓参りをする時間帯は夕方が良い

お彼岸は夕方頃にお墓参りをするのが良いとされています。お墓参りといえば午前中のイメージがありますが、夕暮れ時が「彼岸」と最も通じやすくなる時間帯です。午後が良いですが、暗くなると危険になりますので、夕日が落ちる前に帰路につきましょう。また、雨の日でも参拝は、足元に気をつければ問題ありません。

お彼岸の「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

春のお彼岸のお供え物は「ぼたもち」と呼ぶのが正解。

実は「ぼたもち」と「おはぎ」に同じものですが、呼び方を変えています。春に咲く花「牡丹(ボタン)」になぞらえて「ぼたもち」と言い、秋に咲く花「萩(ハギ)」から「おはぎ」と言うようになったそうです。豆知識として覚えておきましょう。

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「フランスの節分は家族でクレープを食べる?」世界の節分事情

節分

クリスマスから40日後にあたる2月2日、その翌日が2月3日で日本の「節分の日」にあたります。日本で豆まきをする一方、海外ではどのようなことが行われているのか気になったので調べてみました。

節分は日本独特の風習ではない

不思議なことに、日本で独自だと思われていた文化は、日本のみならず中国、インド、エジプトと、イギリスやフランスに一本の道があるかのように風習のつながりを感じます。様々な考え方が入り混じっても、本質的な考え方はやはり同じで、節分や正月など季節の入れ替わりを祝う風習はどの国にもみられます。

占いにおいても、西洋占星術などの西洋の占いと、干支占いや四柱推命などの東洋の占いとでは占術が全く違うのに関わらず、共通点があまりに多く驚くことがあります。

フランスでは節分にクレープを食べる?

フランスでは節分の前日2月2日をシャンドラーあるいはシャンドルール( La Chandeleur)と呼び、クレープを食べる風習があるそうです。「先住民族が太陽の形をしたものを食べていた」「ローマ教皇が巡礼者に贈った」など様々な説がフランスでは伝わっているそうです。

この日に行われる占いもあります。「コインを片手に握り、もう片方の手でフライパンのクレープを放り投げ、再びうまくキャッチするとこの1年間に幸運が訪れる」と言われているそうで、クレープ好きのナポレオンもクレープ占いをしていたといいます。

キススト教圏では聖燭祭にあたる

イエス・ キリストが誕生して40日後に当たるこの日に、マリアが教会で出産後の身を清め、 イエスが神の子として初めて教会に現れて祝福を受けた

キリスト教圏では、クリスマスから40日後にあたり、「聖燭祭(せいしょくさい)」が広く行われています。近年では、春節や立春との風習が混ざり、形を変えて世界の各地域に風習が続けられているのです。クリスマスシーズンの終わりしてツリーを燃やし、キリスト信者の家庭で使用するロウソクを祝別してもらう日とする地域もあるようです。

豆をまくのは日本だけ

「節分」と「豆まき」が混ざってしまうのですが、節分というのは「季節の分ける」が由来。そのため、節分は春、夏、秋、冬の季節が変わるごとに訪れます。一方、「豆まき」は「厄を払う」という意味合いで始めたこと。旧暦でいうお正月の頃にあたりますので、現在のお正月に名残があります。

豆をまく風習は、宇多天皇(うだてんのう)の時代に始まったとされており、豆で鬼を追い払い災厄を逃れることができたという伝説が由来です。豆は、穀物の生命力やパワーが魔除けに効果があると信じられ、「魔を滅する」という語呂合わせからという意味合いがあります。一年の無病息災を願って、現在でも広く信じられていますよね。

「豆をまく」という風習は日本独自のものとなっていますが、世界でも様々な行事を行っているということがわかりました。「節分」という行事でなくとも、新しい幕開けとして伝えられているのです。占いにおいても運気が大きく変わる時期となり、その変化を楽しめたら良いですよね。

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